ドレスデン国立美術館展

 三連休を利用して、一人で見に行くのも味気無いので無理やりぶっさんを誘い出し、国立西洋美術館へ。
 一番の目的は、何といってもレンブラントとフェルメールの2大巨匠の作品であったけど、世界中から収集した美術品や希少品,絵画の数々が、テーマに沿って整然と展示されていて、そこはまさに宝の山。
 結局、人波に押し流されながら3時間かけてなんとか一通り見終わったという感じ。

 絵画も良かったけど、マイセンと日中の磁器の比較展示には興味をそそられるものが。会場の混雑度も特に高くて、やっぱり一番日本人受けしていたし。
 特に、展示解説の「東洋の陶磁器を模倣し、錬金術師ベトガーによって研究所で作られた…マイセンの」の下り。
 リアル錬金術師!( ; ゚Д゚)カッコイー
 でも錬金してるのは陶磁器!(;・∀・)ソレデイイノカ

 それでも、正直なところ当時のマイセンの技術ではまだまだ日中の白磁器に見劣りしているのは事実で、オリジナルとマイセンの二つを並べると、どう控えめに見てもオリジナルの方がイイのよね。
 こうして、何百年も続いている伊万里焼とか有田焼の凄さを再認識するという思わぬ副作用もあったりして。

 あと、ルイ14世が勲章に与えたというダイヤモンド。単なる12面程度のカットでありながら、虹色に輝くその様子は正に圧巻。ダイヤモンドは、本当に永遠の輝きね(;´Д`)魅了される女子の気持ちも分かるなー。

 その他にも、王立科学アカデミー謹製の学術書とかあったり、ほんとヨーロッパの16〜17世紀って凄い時代だったんだなぁと。
 そのころの建築物が、普通に都市として現存していたりするのも素晴らしい(;´Д`)日本のように破壊と創造を繰り返している国からすると、それは正に奇跡的。

 んで、肝心のフェルメールとレンブラントの作品は、そのあまりにも写実的と言える存在感を前にして言葉も無く。
 言ってみればただの絵の具が、どうしてこんなにも生々しい光の存在を感じさせるのか、本当に不思議。近づいてみれば確かに油絵なのだけれど、少し距離を置いて眺めた時ふっとそこに浮かび上がる3次元空間。
 現実を捉えている筈の写真よりも現実を強く感じさせる、この映像表現を自らの写真表現に活かせればなぁ…

ミュシャ展

 誘われて、上野の東京都美術館へ。
 土曜日の午後だったので、がら空きってことは無いだろうと覚悟はしていたけど、それにしても混んでいること。人っ気の無い平塚市美術館とはえらい違いだΣ(゚ー ゚;って、比較対照が間違ってるかもしれんけど。
 ま、混雑していて人の流れがゆっくりだったお陰で、却ってじっくりと作品を鑑賞できたのは良かったかも(笑

 そもそものお目当ては、くっきりとした輪郭が醸し出すアニメ絵っぽさが(失礼)好きなリトグラフのポスター絵だったけど、浮かび上がってくるような立体感のある油絵の素晴らしさにも目を見張るものが。
 やはり、基礎的な画力がしっかりしているからこそ、あれだけのデザイン画を描けるものなんすねぇ(´~`)

 展示作品は200点を越える凄まじいボリュームで、これだけの作品を纏めて見ちゃうとなんかもの凄い贅沢した気になるね(;´Д`)いやー、ほんと行って良かった。

美術鑑賞

 平塚市美術館にて市内在住の工藤甲人画伯の展覧会を開催中、との新聞記事を見かけたので、たまにはそういうところで気分転換するのもいいかなぁと出かけてみた。
 と言っても、その方の事は全然知らなかったので、単なる気まぐれで(;´Д`ノシ

 美術館は、地図上だと工業地帯に埋没してぽつねんと建っているように見えるので、ちょっと大きめの個人邸宅程度の建物を勝手に想像していたら、建物も庭も立派だしおまけに併設された喫茶店まであってびっくりΣ(゚ー゚;
 閲覧用に用意された美術全集を眺めながら一息つけるコーナーまであったりするので、暇つぶしにはもってこいかも。
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 作品の方は、キャンバスの幅が2mくらいある大作揃い。
 近づいて見ていると何のことやら全然分からないけれど、ある程度距離をおいたところでふわっと立体的に浮かび上がって見える瞬間があるのが不思議。

 シュールレアリズムの系統を感じさせる絵も個人的に好みだったし、朝早い時間だったからか他の客?の姿もまばらで、お陰で気に入った絵をゆっくり閲覧できて良いリフレッシュになったかな。